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お墓を建てる

安心のお墓づくり

安心のお墓づくりイメージ

墓石をご購入なさる際に、他の石材店に薦められた石種やデザインを前提にご相談されることが多く見受けられます。

お客様にとって墓石は一生に一度の大切な買い物であり、子孫に受け継がれていくことを考えると慎重に決めなくてはいけないことだと思います。

しかし、お客様のニーズの多様化に伴い、数多くの石種や墓石の形について、きちんと説明できている石材店は意外と少ないのが現実です。

また、石材店によっては石材店側の都合・効率化によりカタログや小さなサンプル(石の板)だけでお客様に選んでいただく店もあるようです。
たしかに石材店側からすると品数(石種)を絞った上で、カタログやサンプルだけで商売できれば、在庫を持つ負担や商品ロスも少なくてすみますので都合の良いことです。

しかし、選ぶ側のお客様が「墓石選びはこういうものなのだ」と思い込んで契約してしまうと、後悔することや、トラブルの原因となることも珍しくありません。

そこで墓石を選ぶ上でのポイントをご紹介させて頂きますのでご参考にしてください。

現在墓石として使われている石材は世界中から日本に輸入されており、数百種類の石材があるとされておりますが、石は自然の産物で、石の種類によっては採掘の困難なものもあり、安定的に墓石として使われている石材は30~40種類だと思われます。
それぞれに特徴がありますが、色・艶もち・変色具合・硬さなどが違ってきます。
また、採掘量や採掘の条件などにより年々価格が変わってくることも特徴といえます。

変 色

石は、微量ではありますが水分を吸収します。
石の中に鉄分が含まれていると、雨などから吸収した水分により錆が生じ、石の表面に薄茶色の錆び色の変色が生じることがあります。

特に白系の墓石でこの錆びが出ると目立ちます。
早い石ではお墓を建ててから1~2年で発生することもあるようです。

硬さと色、艶もちの関係

寺院墓地についてイメージ

硬い石ほど研磨や加工に時間を要しますが、その分艶もちが良く、永く光沢感が保たれると言えます。

それに対して柔らかい石は加工もしやすく研磨しても早く 艶が出ますが、風雨にさらされると艶が早く落ちてしまいます。
墓石を選ぶ時は研磨した色で決めますが、艶が落ちると色が抜けたような感じになってしまうこともあります。

石材店によっては光沢感が出ているように見える薬を塗ってごまかしている店もあるようです。
当然このような石はすぐに光沢感が失われてしまいますので、やはり艶もちには石本来の質の優劣が現れることになります。

石材店側からすると変色などせずにいつまでも綺麗な耐久性に優れた石をどうしてもお薦めしてしまいます。
また、硬い石を使えば欠けや長い年月の風化にも強く痛みにくいという長所があります。
ただし、石質が全体になるべく均一であることも条件となります。
石質にムラがあるとそこから侵食が進んだりするからです。

周辺との調和

墓石は、古来からその地域でよく使われる石というものがあります。
昔は重い石を輸送するのに限界があり、その地域の近辺で産出される石のうち、比較的墓石に適した石を使用してきた、という歴史があるからです。

現在は先ほど述べたとおり世界中から墓石に適した石が日本に輸入されてきていますが、おたてになるお墓の周辺の墓石の様子もご覧になって、墓石の色・形など風景との調和を考えてみるのもよろしいかと存じます。

一枚石か、組み合せか

寺院墓地についてイメージ

横浜を中心とした一帯では、昔から、台石部分をいくつかの石を組み合せてひとつの墓石とすることがよく行われていました。

これは、重さのある 墓石を高所まで運び上げることができない、などの諸事情で行われていたようですが、石の貼りあわせ技術も進歩していますから、見た目にそれほど目立つものではありません。

また、よく心配される強度の点もさほど一枚石に劣るものでもないのです。
現在は八割ほどのお客様が一枚石をお選びになりますが、価格的には組み合せのほうがやや割安になります。

国内産と外国産

「石はやはり国産のものがいいのでしょうか?」というご質問を受けることがあります。

例えば木材などに関しては、もともと生きているものですし、国産のものが日本の風土に合うということは言えるかも知れませんが、石に関しては一概にそうは言えません。

掘削技術や輸送手段の進歩により、昔は墓石に使いたくとも使えなかった石が、今では世界中から豊富に集まってきています。
国産の石だから長持ちするということもないようで、艶もちや色もその石の性質によって定まりますので、あまり国内産・外国産を意識する必要はないでしょう。

ただし、石を選定・加工する際の品質基準のチェック体制や加工技術は業者によって異なります。
「○○国産の石だから安い」などと価格の安さを売り物にしている業者は要注意といえるでしょう。

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