国産名鉐『山崎石』別名『甲州小松石』を使用して神社の狛犬台座の改修工事を行いました。
大正時代につくられた100年以上前の狛犬台座の「大谷石」が風化してしまったので、新しいものに取り換えようと氏子役員様よりご相談を頂きました。
「今回新しくしたら、またむこう100年間はここに残るものだから頑丈で、見た目も良いものにしたい」とご希望頂きましたので、狛犬の石質とも相性が良い安山岩の高級稀少名鉐『山崎石』をご提案させて頂きました。
山崎石をビシャン仕上げ及びコブ出しで仕上げました。年月が経つと一層時代がついて味が出てくると思います。
狛犬も一度持ち帰って念入りに洗浄したことで、きれいになりました。
今回の狛犬大改修を記念して台座背面に黒御影石プレートを設置して施工日、施主名、を彫刻しました。
参拝者も多く、地元の人に親しまれている神社でこれから100年以上残るであろう仕事に携われて大変光栄でした。